いびきでお悩みの方
ご家族のいびきが気になる方
歯ぎしりでお悩みの方はご相談ください
いびきが大きいと家族から指摘されたり、日中も強い眠気を感じる、眠っても疲れが取れない、夜中に何度も目が覚めてしまうといった症状でお悩みの方には、一度医療機関にて診断を受けることをおすすめしています。
いびきは一時的なものと、病気から起こるものの主に2種類があります。いびき治療で原因を見つけ出し、症状を緩和していきましょう。
いびきは主に
2種類あります
単純性のいびき
「単純性のいびき」は鼻づまりや疲労、飲酒、風邪などによって一時的に引き起こされるいびきです。 原因が解消すればいびきもなくなるため、比較的簡単に治すことができます。
睡眠時の無呼吸を伴ういびき
単純性のいびきと違って、慢性的にいびきをかきます。家族からも指摘されるほど大きないびきをかくことが多く、睡眠時無呼吸症候群を伴う場合があります。

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が停止する状態(無呼吸)や、呼吸が止まりかける状態(低呼吸)が何度も繰り返される病気です。
1時間の間に無呼吸や低呼吸が5回以上起こり、呼吸が止まるたびに脳が短時間覚醒するため、十分な休養を取れません。
そのため、起きてすぐに感じる頭痛、日中の強い眠気や疲労感、集中力・記憶力の低下などの自覚症状が現れるようになります。その他にも不眠、夜間頻尿、寝相が悪いなどの症状が見られます。
- こんな症状を感じる方は
睡眠時無呼吸症候群かもしれません -
- いびきが大きい
- 睡眠時に寝苦しさを感じる
- 睡眠時に呼吸が止まっていると指摘された
- 起床時に頭痛を感じる
- 起床時に疲労感が取れない
- 昼間強い眠気を感じる(眠りが浅いと感じる)

以下に当てはまる方も要注意!
肥満の人
顎が小さい人
舌が大きい人
鼻炎アレルギーの人 など…
睡眠時無呼吸症候群の原因としては、肥満によって首回りについた脂肪、扁桃腺の肥大、アデノイド、気道へ舌が落ち込む、舌が大きい、鼻が曲がっていることなどが挙げられます。
しかし、発症している欧米人には肥満の人が多いのですが、日本ではやせ型の患者様も多いのが特徴です。これは、日本人が欧米人に比べて顎が小さいためだと考えられます。

睡眠時無呼吸症候群と
全身疾患とのかかわり

睡眠時無呼吸症候群は寿命に関わる病気です。重症になると死亡率は約4倍まで上昇します。睡眠時無呼吸症候群によって日中も強い眠気を感じるようにあると、居眠り運転や労働災害を起こしやすくなります。
また、睡眠時無呼吸症候群による事故でも有名なのは、2003年山陽新幹線で起こった列車緊急停止事故です。この事故の原因は、重度の睡眠時無呼吸症候群である運転士が居眠り運転をしたためと判明しています。
さらに睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病にも重大な影響を及ぼします。睡眠中に呼吸が止まることで血液中の酸素は不足し、動脈硬化や不整脈が引き起こされる恐れがあります。
また、熟睡できないために血圧や血糖値の上昇を招いたり、新陳代謝に異常をきたして肥満になりやすくなります。その結果、生活習慣病のリスクまでが高まります。事実、患者様の中には高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などの合併症を発症している方も多く見られます。

睡眠時に歯ぎしりを
していませんか?


症状に該当する方は
歯ぎしりが原因かもしれません
歯がすり減ってしまった
噛み合わせに違和感を感じる
慢性的な肩こり・頭痛がある
顎関節症と診断された
睡眠時、無意識にしてしまう歯ぎしりや食いしばりは、自分ではなかなか気づきにくいものです。しかし日本ではおよそ7~8割もの人が、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしているとも言われています。ほとんどの方が眠っている間に家族や周囲の人から指摘を受け、初めて自分が歯ぎしりや食いしばりをしていることに気がつきます。
また、歯ぎしりは歯への負担が非常に大きく、歯がすり減ってしまうだけではなく、歯が割れてしまう、欠けてしまうほどの負荷がかかる場合もあります。歯周組織にも悪影響を及ぼし、むし歯や神経の炎症、顎関節症の原因にもなりうるとも言われています。最悪の場合、歯ぎしりが原因で抜歯に至る場合もあるため、決して症状を放置をせず、まずは当院までご相談ください。

当院では以下の治療を
行っています

いびき治療
治療にはオーダーメイドのマウスピースを使用します。睡眠中にはめていただくことで、下顎が持ち上がった状態で固定され、気道が狭まらなくなります。モノブロック型とソムノデント型の2種類があります。
また、マウスピースは当院内で製作しているため、メンテナンスもお気軽にご相談いただけます。
モノブロック型
上下顎一体型のマウスピースです。保険診療で作ることができるため、リーズナブルです。つけている間は口を開けることができません。
ソムノデント型
上下顎分離型のマウスピースです。上下それぞれにつけるため、つけた時の拘束感が少なく、つけたままで会話や咳、あくびをしたり水を飲むこともできます。
歯ぎしり治療
歯ぎしり用スプリント
取り外しが出来るマウスピース「スプリント」をご用意しています。主に歯ぎしり・食いしばりの治療に使用いたします。
カウンセリング
「自分のいびきが気になる」「いびきがうるさいと言われた」「もしかしたら睡眠時無呼吸症候群かもしれない…」「睡眠中に歯ぎしりをしているかもしれない」症状にお心当たりのある方は、まずはカウンセリングを行います。患者様のお話やお悩みを丁寧に伺いますので、当院までお気軽にお越しください。